VIMはバージョン7から標準でスペルチェック機能を搭載していますが、デフォルトでは無効になっています。
有効化/無効化
:set spell と :set nospell でスペルチェックの有効・無効を切り替えられます。スペルチェックは英語だけでなく他言語にも対応しています。現在の対象言語は :echo &spelllang で確認できます。ターゲット言語の変更は :set spelllang=en_GB.UTF-8 のように指定します。複数言語を設定したい場合は set spelllang=en_us,nl,medical のようにカンマ区切りで指定できます。
スペルミスの確認
]s で次のスペルミスへ、[s で前のスペルミスへ移動します。
ミスの修正
z= で修正候補をリスト表示し、番号を入力して選択します。
特定の単語をユーザー辞書に追加したい場合は zg、削除したい場合は zw を使います。
まとめ
| command | action |
|---|---|
| :set spell | スペルチェック有効化 |
| :set nospell | スペルチェック無効化 |
| ]s | 次のミスへ移動 |
| [s | 前のミスへ移動 |
| z= | 修正候補を表示 |
| zg | 単語を追加 |
| zw | 単語を削除 |