Ansible方式でOpenShiftをインストールすると、デフォルトでidentity providerはDeny allに設定され、すべてのユーザーのアクセスが拒否されます。ユーザーのアクセスを許可するには、別のidentity providerを選択し、master設定ファイルを編集する必要があります。デフォルトのmaster設定ファイルは*/etc/origin/master/master-config.yaml*にあります。 OpenShiftには複数のidentity providerがあり、ユーザー認証の管理が可能です。今回はHTPasswdを使います。 詳細はConfiguring Authentication and User Agentを参照してください。
パッケージのインストール
htpasswdユーティリティはhttpd-toolsパッケージに含まれています。
|
|
master設定ファイルの編集
|
|
atomic-openshift-master
を再起動して設定を反映させます。
|
|
ユーザー名とパスワードの設定
HTPasswdはフラットファイルでユーザー名とパスワード(ハッシュ化)を管理します。以下のコマンドでファイルを作成し、usernameのパスワードを入力します。
|
|
-b
オプションを付けるとパスワードをコマンドラインで指定できます。
|
|
ユーザーを追加したら、そのユーザーでOpenShift Container Platformにアクセスできます。
ユーザーの追加・更新
ユーザー名を追加・更新するには以下のコマンドを実行します。
|
|
ユーザーの削除
ユーザー名を削除するには以下のコマンドを実行します。
|
|