psコマンドにはプロセスをソートできる--sortオプションがあります。

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--sort spec
       ソート順を指定します。ソート構文は
       [+|-]key[,[+|-]key[,...]] です。STANDARD FORMAT SPECIFIERSセクションから複数文字のキーを選択します。
       「+」は省略可能で、デフォルトは昇順(数値または辞書順)です。kと同じです。
       例: ps jax --sort=uid,-ppid,+pid

メモリでps出力をソートする

メモリ使用量が多い順(高→低)

一番上が最大値になります。

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ps aux --sort -rss

メモリ使用量が少ない順(低→高)

一番下が最大値になります。

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ps aux --sort rss

CPU使用率でps出力をソートする

CPU使用率が高い順(高→低)

一番上が最大値になります。

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ps aux --sort -pcpu

CPU使用率が低い順(低→高)

一番下が最大値になります。

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ps aux --sort rss

その他のソート指定子

psコマンドのmanページを参照してください。

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STANDARD FORMAT SPECIFIERS
       出力フォーマット(-oオプション等)やGNUスタイルの--sortオプションで使用できるキーワード一覧です。

       例: ps -eo pid,user,args --sort user

       このpsは他の実装で使われている多くのキーワードも認識しようとします。

       args, cmd, comm, command, fname, ucmd, ucomm, lstart, bsdstart, start などはスペースを含む場合があります。
       一部のキーワードはソートに使えない場合があります。

       CODE        HEADER    説明

       %cpu        %CPU      プロセスのCPU使用率(##.#形式)。現在はcputime/realtime比率(%)。
                             100%にはならない場合もあります(pcpuエイリアス)。

       %mem        %MEM      プロセスの常駐セットサイズと物理メモリの比率(%)。(pmemエイリアス)

       ...(省略。詳細はmanページ参照)...