dateコマンド以外にも、awkには時刻変換に役立つ以下の組み込み関数があります。
systime()#
現在時刻をエポック（1970-01-01 00:00:00）からの秒数で返します。
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| $ awk 'BEGIN {
print "Number of seconds since the Epoch = " systime()
}'
Number of seconds since the Epoch = 1511480989
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mktime(YYYY MM DD HH MM SS)#
日付文字列 “YYYY MM DD HH MM SS” をエポックからの秒数に変換します。systimeと同じ形式の出力です。
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| $ awk 'BEGIN {
print "Number of seconds since the Epoch = " mktime("2017 11 24 08 52 10")
}'
Number of seconds since the Epoch = 1511481130
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strftime()#
指定したフォーマットでタイムスタンプを整形します。
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| $ awk 'BEGIN {
print strftime("Time = %m/%d/%Y %H:%M:%S", systime())
}'
Time = 11/24/2017 08:54:15
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AWKでサポートされている時刻フォーマットは以下の通りです：
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| %a
ロケールの省略形の曜日名
%A
ロケールの完全な曜日名
%b
ロケールの省略形の月名
%B
ロケールの完全な月名
%c
ロケールの「適切な」日付と時刻表現（"C"ロケールでは 'A %B %d %T %Y'）
%C
現在の年の世紀部分（年を100で割って切り捨て）
d
月の日（01–31）
%D
'%m/%d/%y' と同等
%e
1桁の場合はスペースで埋めた月の日
%F
'%Y-%m-%d' と同等（ISO 8601日付形式）
%g
ISO 8601週番号の下2桁の年（00–99）
%G
ISO週番号の完全な年
%h
'%b' と同等
%H
時（24時間表記、00–23）
%I
時（12時間表記、01–12）
%j
年内通算日（001–366）
%m
月（01–12）
%M
分（00–59）
%n
改行文字（ASCII LF）
%p
ロケールのAM/PM表記
%r
ロケールの12時間表記時刻（"C"ロケールでは 'I:%M:%S %p'）
%R
'%H:%M' と同等
%S
秒（00–60）
%t
TAB文字
%T
'%H:%M:%S' と同等
%u
曜日（1–7、月曜=1）
%U
年の週番号（最初の日曜が週1、00–53）
%V
年の週番号（最初の月曜が週1、01–53、ISO 8601方式）
%w
曜日（0–6、日曜=0）
%W
年の週番号（最初の月曜が週1、00–53）
%x
ロケールの「適切な」日付表現（"C"ロケールでは 'A %B %d %Y'）
%X
ロケールの「適切な」時刻表現（"C"ロケールでは 'T'）
%y
年の下2桁（00–99）
%Y
完全な年（例：2015）
%z
タイムゾーンオフセット（'+HHMM'形式、例：RFC 822/1036ヘッダ用）
%Z
タイムゾーン名または略称
%Ec %EC %Ex %EX %Ey %EY %Od %Oe %OH
%OI %Om %OM %OS %Ou %OU %OV %Ow %OW %Oy
"代替表現"
%%
リテラルの'%'
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参照：
The GNU Awk User’s Guide: Time Functions
AWK - Time Functions