JujuはAWS、Azure、Google Cloud Platform、MAAS、LXDなど、非常に多くのクラウドプロバイダーに対応したデプロイツールです。 この記事では、JujuとLXDを使ってOpenStackのテスト環境を構築する方法に焦点を当てます。
LXDのインストール
LXDのインストールはとても簡単で、以下のコマンドを実行するだけです。
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lxdパッケージが見つからない場合は、以下のコマンドでPPA(Personal Package Archive)を追加し、再度インストールコマンドを実行してください。
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LXDの設定
以下のコマンドを実行して、LXDの設定をステップバイステップで行います。
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jujuのインストール
以下のコマンドでjujuをインストールします。
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インストールが完了したら、LXDを使って新しいコントローラーをブートストラップできます。 これは、jujuが管理サービス用の新しいLXDコンテナを作成することを意味します。
以下のコマンドでjuju-controllerというコントローラーを作成します。
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これで新しいLXDコンテナが稼働していることが確認できます。
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juju statusを実行すると、まだ何も稼働していないことが確認できます。
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Minecraftサーバーのデプロイ
これでMinecraftサーバーをデプロイする準備ができました!
以下のコマンドでデプロイを指示します。コマンドはすぐに返ってきますが、サービスの準備ができたわけではありません。juju statusで進捗を確認してください。
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上記のように、jujuがサーバーの作成を進めていることが分かります。また、lxc listコマンドでMinecraftサーバー用の新しいコンテナが作成されていることも確認できます。
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しばらくすると、デプロイが完了し、サービスがアクティブになります。
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これでMinecraftクライアントを起動し、10.229.139.124のポート25565に接続すれば、新しいMinecraftサーバーで遊ぶことができます!
サーバーを削除したい場合は、以下のコマンドを実行してください。 Minecraftサーバーに関連するすべてのサービスやサーバーが削除されます。
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jujuコントローラーやそれが作成したすべてのサービス/サーバーも削除できます。 すべてを一括で削除するには、以下のコマンドが最も簡単です。
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すべてのコンテナが削除されたことを確認できます。
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OpenStackのデプロイ
Jujuを使えば、OpenStackのようなより複雑な環境もデプロイできます。
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