Linuxのユーザパスワードの有効期限(aging)の管理について説明する。

password aging

  • last chage (-d) : パスワードが最後に変更した日数
  • min days (-m) : パスワードが変更可能の最小日数
  • max days (-M) : パスワードの変更が必要となる最大日数
  • warn days (-W) : パスワードの有効期限が近づき、変更を促す(ワーニング)の日数
  • password expiration date : パスワード有効期限
  • inactive days (-l) : パスワードの有効期限が切れた後に、アカウントが保持される日数
  • inactive date : アカウントが非アクティブになる期限

上記情報の変更は、chage コマンドで実現できる。

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# chage -m 0 -M 60 -W 7 -l 30

また、chage コマンドに対し以下の使い方もある。

  • 次回ログイン時に強制パスワードを変更させる
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# chage -d 0 username
  • 現在の設定一覧を表示
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# chage -l username
  • 指定した日付でアカウントが期限切れになる
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# chage -E YYYY-MM-DD username

ユーザアカウントに関連する内容で他にも

  • ロックとアンロック
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# usermod -L username
# usermod -U username